特集 1

コミュニティ人間科学部
初の卒業生が
社会に羽ばたく!

2019年度の学部開設から4年。コミュニティ人間科学部のなりたちから現在まで

「地域を活かし、地域で活きる、実践知」というキャッチフレーズを掲げ、コミュニティ(地域社会)とそこで暮らす人々の活動を学びの中心に据えたコミュニティ人間科学部。第一期生が卒業の春を迎えた今、学部のなりたちから現在の到達点までをご紹介します。

「コミュニティ人間科学部」のなりたち

コミュニティ人間科学部長、コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 教授

小田 光宏

東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。専門は、図書館情報学。1998年に青山学院大学文学部教育学科助教授、その後、教授。文学部改組の一環となる2009年の教育人間科学部設立、また、2019年のコミュニティ人間科学部新設に携わり、現在、同学部教授・学部長。国立国会図書館レファレンス協同データベース事業企画協力員、東京都立図書館協議会委員、国際図書館連盟「継続的専門職形成・職場学習」常任委員を務める。

「コミュニティ人間科学部」とは、私たちの生活基盤である「地域社会」を学問的に捉える、本学で最も新しい学部です。「地域を活かし、地域で活きる、実践知」というキャッチフレーズのもと、自らが中心となって豊かなコミュニティを形成していけるような人材を育んでいます。

新学部の開設を構想した際に、本学の伝統的な特徴である「国際性」との対比を意識してフォーカスしたのが「地域」でした。ただ、いずれの国・地域であっても、人々の生活基盤としてのコミュニティは存在しますので、日本の地域社会における課題を扱うことをとおして、世界各地のコミュニティにつながると考えます。

新学部の立ちあげにあたり、学問の切り口は「教育学」の分野のひとつである「社会教育学」を柱にすることが決まりました。手法としては、「社会学」の分野で用いられている「調査法」を重視して、実践的かつ科学的に研究を行うことが目指されました。こうして、「教育学」と「社会学」を基礎にした学部の姿が定まっていきました。

「コミュニティ」という学部名にも思いがこめられています。当初は「地域」の語を用いる案もありましたが、「地域」は地理的な「地方」と誤解される可能性があるため、「地域社会に暮らす人々の行動に焦点を合わせる」という学部の本質にいっそうふさわしい「コミュニティ」が選ばれました。

シーカヤックで福井県ブランド魚であるマハタの養殖生け簀へ向かう学生たち

■学びの特徴

地域を理解し、地域づくりの手法を学ぶことを目的として、本学部では5つの専門領域として、履修プログラムを設けています。「プログラム」としたのは、「コース」のように、学生がいずれかひとつのみを学ぶのではないことを示すためです。学生はひとつのプログラムを足場としながら、他のプログラムの内容も横断的に学びます。地域での生活を考えていただければわかりますが、例えば、子どもや若者の活動支援を中心に学ぼうとしたときに、高齢者が抱えている課題や地域社会の様々な資源について意識することによって、「深み」のある理解ができるからです。

またカリキュラムにおいては、研究方法の基礎となる「地域社会調査法入門」3科目を必修科目とし、文献調査、統計調査、質的調査の手法を身に付けられるようにしました。さらに、全国約30箇所の地域を対象とした「地域実習」は、本学部最大の特徴と言えましょう。地域実習は、学生たちが自らの関心を確認した上で、諸地域に身を置き、それぞれの地域の課題に沿った取り組みに関わることで、体験的・実践的な学びとする授業です。きめ細やかな学びを目的としているため、1クラス最大で8人程度の少人数としているのもポイントです。

実習先は、子どもの冒険遊び場、離島の学校、限界集落、地方行政の現場などさまざまです。この地域実習で大切なのは、実習をとおして、学生それぞれが「モヤモヤ」した感覚や疑問をつかんでくることだと私は考えます。社会生活の場では、物事に絶対的な答えを出せることは稀ですので、学生たちも安易に答えだけを求めようとするよりも、むしろ「なぜこういったことが起きているのだろう」と考えるきっかけを得ることが重要です。自らつかんできたこうした問いに主体的に向き合っていけるよう、本学部では基礎的な力を育むカリキュラムを整えています。

例えば研究スキルに関しては、「地域社会調査法入門」で学ぶものの他、先行研究論文の検索や資料の読解、研究発表の技術などについても、演習科目において身に付けるようにしています。自ら課題を発見しようとする意識、研究に持続的に取り組もうとする意欲など、「姿勢や態度に関する技能」も伸ばせるよう留意しました。本学部を立ち上げてから4年がたち、学部の取り組みもある程度形になってきたと思われます。学生たちは研究手法にもなじみ、4年生の「卒業研究」では、アンケートやインタビュー、あるいはフィールドワークを取り入れたものも多く見られます。卒業する学生は、こうした知見を備えていることで、それぞれが生活する地域社会で力を発揮していくのではないかと期待しています。

本学部のカリキュラム体系は、5つの専門領域を各履修プログラムに分け、プログラムを横断的に学ぶことによって、実践的な知を育むものとして設計されています。

■学部の今後と学生への期待について

学部の今後を考える上で重要と思われることが2つあります。ひとつは、3月に第一期生を送り出す本学部としては、その進路・就職先を踏まえて、学部内の学生支援の体制をさらに充実させることです。ちなみに、2022年12月時点で、4年生の卒業見込者241人のうち177人から進路の届が確認されています。届出率は他の学部と比べても遜色なく、順調に学生が進路を選択していることがわかります。177人のうち、企業への就職は151人で、大学内と各学部と同様の傾向にあります。地域で活躍する人材というと、地方公務員がイメージしやすいのは確かですが、企業への就職も、本学部卒業生の進路として重視しています。どのような職業にあっても地域での暮らしがありますし、仕事が休みのときに地域で社会活動を行うといった生活スタイルは様々な事例があります。一方、公務員は14人で、大学内の11学部の中で3番目に多い数となっています。

もうひとつは、4年間分のカリキュラムが完結しますので、学びの過程が有効であったかどうかを振り返り、見直していくことです。すでに、2023年度入学生から適用するカリキュラムにおいては、「地域実習」の位置づけに関して、マイナーチェンジを行うことが予定されています。中期的には、こうした評価活動を的確に行い、学部の教育目標と学生のニーズに沿ったカリキュラムになるようにしたいと考えます。

将来への期待にはなりますが、今後10年ぐらいたった頃には、卒業生が地域を支える層に成長していると思います。その時には、その卒業生が、在学生の活動モデルとなり、各地域での学びにおける助言者になってもらえれば、うれしいです。

最近、ある本で読んだ記述から浮かんだ、「大学での学びは句点の連続だ」という言葉を気に入っています。あるひとつの学びを終え、句点を打つことでひとつの文(力の獲得)ができます。すぐに次の学びが待っていて、句点をまた打って新たな文となります。このことを繰り返していくとやがて文章が整い、最後には、一冊の本が完成します。その先に、次の巻が編まれるかもしれません。

大学で学びの期間(PERIOD)は、まさに句点(PERIOD)の連続ですが、学生ひとりひとりの学びには同じものはありません。しかし、句点を打つことの繰り返しは共通していますし、卒業後にも学びは継続するはずです。本学部の柱である社会教育は「生涯にわたって、自分の力を必要に応じて変化させ対応していく学び」です。すべての人々が暮らしの中で行う学びについて学んでいることにもなります。

第一期生インタビュー

幅広い学びや空手の経験を活かし、
豊かなコミュニティづくりを実現したい
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 4年 関口 美優

「地域に貢献したい」という思いを軸に、その都度最も興味を持った分野を深めるという形で4年間学んできました。最初に取り組んだテーマは女性の就労に関する問題です。私の地元では女性の正規雇用があまり進んでいないという事実を知り、その理由を探るとともに課題解決に向けて学びたいと考えました。地域実習は、子どもの冒険遊び場「ドリームプレイウッズ」で行いました。子どもの自主性を最大限に尊重する運営方針に興味を持ったためです。実習では遊び場の整備やベントの企画・運営を行い、運営するNPOの方々の思いなどを伺う機会を得られました。

卒業研究は私設図書館の取り組み「まちライブラリー」をテーマにしました。私自身が本が好きということもあり、また住民が主体となって運営を行う活動に魅力を感じたためです。ライブラリー運営者の方々が今後もさらに楽しく長期的に活動できるよう、現状の課題解決を主眼としています。将来的には私自身もまちライブラリーの活動に参加し、まちづくりに関わっていきたいと思っています。

大学卒業後の就職先である国立研究開発法人産業技術総合研究所では、人々の生活を豊かにできるような新技術を世の中に広めていくという形で社会貢献が果たせると考えました。

体育会空手道部に在籍していますが、空手の魅力は子どもから大人まで幅広い年齢の方が取り組める点にもあると思いますので、私も空手を通じて世代や地域をつないでいきたいという思いがあります。大学を卒業したあとも、本やスポーツ、新しい技術などを通じ、さまざまな人々と協力しながら豊かなコミュニティづくりを実現していきたいと思います。

ドリームプレイウッズでの実習の様子
地元の活性化を目指す学びとスキー部の活動で充実の4年間
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 4年 齋藤 将紀

自然豊かな観光地で育った私は、いずれは地元の活性化に取り組んでいきたいと考えていました。また幼い頃から競技スキーに打ち込んできたため、地域活性化に関する学びとスキーの両立を希望しており、その希望がかなうこの学部に入学しました。体育会スキー部では主将を務めていました。試合で海外遠征もありますが、先生方のきめ細やかなご指導のもと、部活動との文武両道が実現できました。支えてくださった先生方に感謝しています。

飛騨高山での地域実習では景観資源の継承について学びました。現地では観光客参加型の景観保護ワークショップなどを行っており、外部との交流も取り入れて地元の強みを盛り上げている点が興味深いと感じました。卒業研究のテーマは「温泉資源の活用と地域活性化」です。基礎演習の授業で学んだ先行論文の検索方法や統計などのスキルが役立っています。「地域」に関しては、震災や戦争などに関する授業も幅広く受講して考えを深めることができました。

入学後に最も大きなインパクトを受けたのは同級生との出会いです。同世代でありながらも、既にNPOなどで社会活動に取り組んできた友人たちからは大きな刺激を受けました。

これらの経験を通じて自らの視野が大きく広がったことを感じています。地元への貢献活動についても、活動をより意義深いものにするためには、広い社会に出て客観的な視点を養い、地元の強みや弱みをしっかりと把握してから臨むことが有効だと考えるようになりました。卒業後は地元の銀行に就職し、まずは社会人として仕事に打ち込んでいきます。競技スキーへの支援も含め幼い頃からお世話になってきた地元への恩返しの気持ちも込めて、多くの学びや経験を今後に生かしていきたいと思います。

飛騨高山での地域実習
学内での学びと学外での実践経験がリンクし、大きく成長
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 4年 細野 瑞希

私は子どもの頃から仲間と協力して物事を進めていくことが好きでした。大学では地域と連携する手法を学びたいと考えこの学部に進学しました。

入学後は早速地元の学生団体やNPO法人として地域のコミュニティ活動をサポートする「アクションポート横浜」に飛び込みましたが、大学での学びとこれらの学外活動の経験がリンクすることが多く、とても印象に残っています。例えばアクションポート横浜の活動では行政や企業と協働する機会が多かったのですが、学部の授業「コミュニティ活動支援論」で、各組織が果たす役割を学んだことで、活動の意義をより深く理解して進めることができたと思います。私自身がプロジェクトの企画を立てるときにも、授業で学んだ事例などが大きなヒントとなりました。

岩手県釜石市での地域実習では、住民主体のまちづくりについて学びました。2年次では地域住民の皆さんの会議にオンラインで参加してお話を伺い、3年次では現地訪問を通じてさらにリアルな活動内容を学ぶことができました。

卒業研究では住民のより良い暮らしや地域課題の解決に向けた仕組みづくりを行う「コーディネーター」という仕事にフォーカスしています。卒業後は私自身もその職に就き、地域の支え合いを育む仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。私自身が大学の4年間でさまざまなまちの方々やコミュニティに出会えたように、今度は自らが次世代のためのフィールドをつくることのできる人物になりたいと思います。

行政で防災を担当していた方から震災当時のお話を伺う

在学生インタビュー(AGU LiFE)

学部で養った他者への想像力を生かし
被災地に貢献する

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

菅野 睦子

菅野さんが本学部を志望したきっかけは、東日本大震災の被災地を訪問したことにあります。防災とまちづくりに関心を寄せた菅野さんは、岩手県陸前高田市のNPO法人で積極的に活動。最終的に、現地への移住を決断しました。

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日本全国各地で積み重ねた「実践知」の先は
「Iターン」で地域の未来と向き合う行政職に

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

大賀 真帆

各地に住む人々の行動に着目し、豊かなコミュニティづくりを学ぶ本学部。大賀さんは日本各地を訪れ、「実践知」を積み重ねました。地域活動に傾倒した動機やその魅力、出身地ではない長崎の県庁に内定するまでを聞きました。

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将来への不安を学びに繋げてつかんだ
自分だけのキャリア

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

山口 凌

「グローバル」「国際」を掲げる新設学部が多い中、本学部は地域という国内の課題に着目しています。その点に先進性を感じたと語る山口さん。入学から卒業後の進路決定に至るまで、山口さんの本学での軌跡を紹介します。

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コミュニティ人間科学部での学びを指針として
設計した2本の道で描く将来

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

福原 麻衣

子どもの福祉について強い関心をモチベーションに、福原さんは本学部での学びを深めてきました。学びや経験から得た多くの気づきを手引きにしながら将来を模索してきた福原さんは、ついに希望する進路を見いだしました。

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まちづくりを多角的に学び目指す地域への貢献

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

大野 文也

地域の諸問題に対する解決策を学ぼうと、本学部を志した大野さん。まちづくりについて日々学ぶ中、本学部のキャンパスを擁し、自身の地元でもある「相模原」への思いをさらに深めながら、真摯に諸課題と向き合っています。

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学びとボランティアの相互作用で地域を元気に

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

小泉 彩乃

本学部の授業を通して、地域活動や地域福祉について学んだ小泉さん。実際の現場を見てみたいという動機から、小泉さんは相模原市にある認知症対応型デイサービス「おとなり」でボランティアとして活動しています。

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被災地でのボランティアを通して感じた、
見えづらい部分に気づく大切さ

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

阿部 航大

本学部では地域社会や地域行政について理解を深め、より良いコミュニティの創造に寄与する力の涵養も目指します。阿部さんは仲間と参加した被災地の学童ボランティアを通じ、将来の目標につながる気づきを得たと語ります。

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地域活動の実践を補完する
コミュニティ人間科学部での学び

コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科

吉原 あさひ

山梨県西八代郡市川三郷町出身の吉原さんは、高校時代から生まれ育った地域のコミュニティづくりに貢献してきました。その実践力により磨きをかけるべく、本学部で地域の課題解決策や活性化策について深く学んでいます。

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ゼミ・授業インタビュー(AGU LiFE)

対話を通して身に付ける
異質な他者とコミュニティをつくる力
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
齋藤 修三 教授 × 大阿久 春

本学部では8人程度の少人数で行う「地域実習」を必修科目とし、フィールドワークを重視しています。座学での学びを現場に生かし、現場での経験を各自の研究に反映する流れとなっています。齋藤ゼミでは、さまざまな課題を抱えるそれぞれの地域をどう再創造していくか、各ゼミ生の視点から考えることが活動の中心です。書物や新聞記事を通して知識を身に付け、それを基に対話を重ねる中で、ゼミ生が各自の研究テーマを見つけ、それぞれの卒業論文執筆につなげています。

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子どもの生活に焦点をあて、
地域や人々の課題、変化を捉える
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
本庄 陽子 准教授 × 前川 彩夏

多様な人が集まり、さまざまな事柄が生まれ出る「コミュニティ」。こうしたコミュニティの事象について、本学部では各自の興味に応じて深掘りしていくことができます。本庄ゼミでは、子どもを軸に幅広く論じます。発表や議論を通し、問題点の掘り下げ方や視野を広げるきっかけなどが得られます。ゼミ生の前川さんは「自分にはない視点や考え方を発見できることもこのゼミの面白さです」と目を輝かせます。そして前川さんは多くの観点に気づかされ、人として成長することができたと語ります。

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地域の実情を知り、
課題解決の力を育む地域実習
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
安井 年文 教授 × 目片 将大

本学部では、地域の社会と人々に関わる実践的な対応力を育むため「地域実習科目」を設けています。学生は全国約30箇所から実習先を選び、約30時間の地域活動を体験します。安井先生は「地域活性化に向けて行動力を身に付けてほしいです。コミュニケーション力が高い青学生らしさを発揮し、卒業後も全国各地での活躍を期待しています」と笑顔を見せます。目片さんは、子どもたち主体の冒険遊び場「ドリームプレイウッズ」を実習先に選択。目片さんは実習先での気づきなどについて語ります。

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教員インタビュー

「感受性」と「勘」から教育と社会のありようを紐解き、
課題の解消を目指していく
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 教授 西島 央

西島教授が専門分野とする「教育社会学」は、社会における教育のあり方について考える学問です。音楽教育も含めて社会との関連性を追究していく中、西島教授の取り組みは時代を超え、地域を越えて広がっていきました。西島教授はこれまでの経験から、教育社会学のみならず、どのような探究学習においても「感受性」と「勘」が大切であると強調。これらの要素も併せ持つことで、独自の視点から現代社会が抱えるさまざまな課題に対してアプローチできるとしています。

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コミュニティ人間科学部 〜ゼミ編〜
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科 教授 植月 美希

動画コンテンツ「青学TV」より、植月ゼミの模様を紹介します。ゼミ生は心理学をテーマに、幅広く自由に研究テーマを見つけて発表します。調査方法などについて発表し合い、ゼミ生同士でのディスカッションを重ね、より良い研究を探り出していきます。アンケート作成からその実施方法、回収計画、結果分析に至るまで、「データに基づいて答えを導く」という一連の作業を経験してもらうことが本ゼミの目的です。ゼミ生が語る、ゼミで感じたこと・得られたことも見逃せません。

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