「青学人」の成長・活躍をはじめ、未来を拓くサーバント・リーダー※も、
インタビューを通してご紹介します。
青山学院には、「地の塩、世の光(The Salt of the Earth, The Light of the World)」というスクール・モットーがあります。聖書『マタイによる福音書 第5章13~16節』に書かれている一節です。青山学院大学では、この精神にもとづき、「地の塩」として周りの人に貢献し、「世の光」として他の人の導きとなるため、努力を惜しまず、将来多様な課題に取り組む人を育成しています。
また、「地の塩、世の光」の精神を体現しながら、使命を見出し、進んで人と社会とに仕え、その生き方が導きとなる「サーバント・リーダー」として、多くの卒業生が活躍しています。
本学に集う誰もが、かけがえのない存在であり、「AGU LiFE」では、その「オンリー・ワン」としての輝きを放つ青学人に迫ります。
卒業生
フジテレビのアナウンサーとなって早10年。三田友梨佳さんは、青山学院大学での授業や部活動を通じて表現力や先を読む力を磨き、自らの言葉に責任を持ち、視聴者に寄り添うアナウンサーとしてメディアで活躍されています。大学での学びはもちろんのこと、体育会硬式野球部でマネージャーを務めた経験も、チームワークが不可欠な現在の仕事にとても役立っていると語ります。他にも、大学時代のとっておきの話題が満載です。
©フジテレビ
大学時代の学びや
ともに成長した
友人との出会い
アナウンサー
三田 友梨佳
本学の経済学部で学んだ鈴木浩介さんは、米国テキサス州ヒューストンに駐在しています。グローバルなエネルギー関連企業の多数が拠点を構えるこの街には、日本の総合商社はもちろん、石油化学企業や採掘が中心の建機メーカーなど、石油・ガスに関わる幅広い業種の日系企業が進出。鈴木さんはこうした日系企業に対し、融資を中心に経営課題の解決をサポートする業務を担っています。「お客様が喜び、仲間が喜ぶ。それが私の喜びであり、仕事のやりがい」と語る鈴木さん。この好循環を、大切にしています。
和の心で人を繋ぐ
ニューヨーク支店ヒューストン出張所
Vice President
鈴木 浩介
「ミス青山コンテスト2013」ファイナリストに選ばれた中山柚希さんは、他大学のミスキャンパスと共に、和菓子の商品開発に携わりました。アイデアをカタチにする過程で、女子大生の“当たり前”が社会にとって価値ある情報だと気付いた中山さんは、凸版印刷の新事業「キャンパスラボ」の立ち上げに関わることに。その後、中山さんは凸版印刷に入社し、現在は同社の社員としてキャンパスラボのプロデュースを担当しています。「若者の気持ちが分からない」「どうしたら女性から共感を得られるか知りたい」という企業や自治体が抱える課題の解決に、若い女性の目線から取り組んでいます。
社会課題解決に生かし
女性目線で
より良い世界をつくる
中山 柚希
在校生
学び(教育・研究)
「ラボ・アトリエ実習」という独自の授業形態を擁する総合文化政策学部では、企業等外部機関などと連携し、クリエイティブな授業を行っています。中学時代から同学部で学びたいと思いを募らせてきた赤木佑衣さんは、まさに思い描いた通りの学部だったと目を輝かせます。4年次になり、アートマネジメントを中心とする研究に励む赤木さんは、アートにまつわるイベントや事業のマネジメントを通して文化をもり立てたいと、経営分野についても幅広く学んでいます。その旺盛な好奇心と探究心が、「ある成果」を生み出すことになるのでした。
アートマネジメントに
ワクワクする毎日
総合文化政策学科4年
赤木 佑衣
学び(教育・研究)
経営学部のマーケティング学科に所属する八尾陸太さんは、「体育会ラクロス部での活動が、大学生活の大きな部分を占めていた」と語ります。3年生ながらも幹部の役割を果たすことを推された八尾さんは、「部のために自分は何ができるか?」を深く考え、現状をドラスティックに変える決意を固め、行動を開始します。一部リーグの強豪校にあって、二部リーグに降格してしまった青山学院大学の体育会ラクロス部に不足しているものとは?チームを再生に導く背景にあったものは、マーケティング学科での学びでした。
その経験が生きた就職活動
マーケティング学科4年
八尾 陸太
国際・留学
本学の国際交流や留学支援のため、さまざまなイベントを開催している「AOMO留学応援クラブ」。2019年度の代表を務めた渡邊陽祐さんを含む各メンバーが、数々の国際交流イベントを通してより多くの学生に留学に関心を持ってもらい、留学に関する相談を受けた際には親身にアドバイスをし、ひいては本学の国際交流に貢献したいという思いで活動していました。そんな中、渡邊さんが意を決して行ったことについて、語りました。
のためのグローバルな
イベントを主催
英米文学科3年
渡邊 陽祐
国際・留学
高校時代はサッカーの強豪校で練習に励む日々だったと語る近藤佑樹さん。審判の誤審を防ぐゴールラインテクノロジーをはじめ、サッカー関連の技術やモノづくりにも興味があったことから、理工学部の電気電子工学科に入学しました。本学では「専門的な学び以外にも、自分自身の視野が大きく広がった」と近藤さんは話します。自身が通う相模原キャンパスでも多くの留学生を目にし、彼らとコミュニケーションを取る機会が徐々に増えていったそうです。これまであまり意識することがなかった国際交流に魅力を感じた近藤さんはアメリカやイギリスに渡りさまざまな経験を重ねたうえ、インターンシップにも参加。またロペズ研究室での研究内容も生かし、将来はアメリカに拠点を移す予定。果敢にチャレンジを続けます。
新しい可能性と将来の目標
電気電子工学科4年
近藤 佑樹
進路・就職
念願の留学を実現させた木村聡太郎さんは、日本に戻ってから就職活動を始めます。帰国したのは8月になってからだったため、既に就職活動を行っている学生に比べると遅いスタートとなってしまいました。10月頃から就職活動を開始した木村さんを待ち受けていたのは、エントリーしたインターンシップ選考が難航し、加えて新型コロナウイルス感染症対策の影響による本選考延期など、焦りとプレッシャーとの闘いでした。マイナスともいえる要素があったにもかかわらず、気持ちを切り替え状況をプラスに転換させた、木村さんの「ある思い」に迫ります。
シップを経験。
世界を舞台に働く夢が叶う
経済学科4年
木村 聡太郎
課外活動
書くことが大好きと語る笛田桃さんは、入学と同時に「新聞編集委員会」に入会。企画立案や紙面のレイアウト、取材や原稿作成など、『青山学院大学新聞』を作り上げる一連の工程にかかわりました。「取り上げるテーマも多岐にわたるため、自分では特に注目していなかったテーマにも自然に取り組むことができて、視野が広がり、いろいろな経験ができて良かったです。就職活動では、新聞編集委員会での取材で培ったコミュニケーション能力や、新聞づくりのスケジュール管理などの経験を評価していただき、内定に至ったのかもしれません」と語ります。
学生生活を彩り、
就活へとつながった
社会情報学科4年
笛田 桃
課外活動
青山キャンパスで開催する「青山祭」の企画・運営を行う団体「青山祭実行委員会」の委員長を務めた飯塚亮斗さんは、新型コロナウイルスが感染拡大した2020年度、青山祭を本学史上初のオンラインで開催。事態収束を待つという選択肢があったものの、メンバーと模索しながらこれまでにない青山祭をつくり上げました。飯塚さん曰く「コロナ禍で規模縮小する学園祭が多かった中、従来に劣らない企画数を維持できたのは、早期のオンライン開催の決断、各メンバーがモチベーションを維持し、役割を果たしてくれたおかげです」と語ります。
一つの契機に
学園祭に進化を
法学科3年
飯塚 亮斗
課外活動
2021年の「箱根駅伝(第97回東京箱根間往復大学駅伝競走)」で往路12位となるも、復路優勝、総合第4位でシード権を死守した本学。体育会陸上競技部(長距離ブロック)で主将を務めた神林勇太選手は、自身としては陸上競技生活最後となるレースに欠場せざるを得なかったものの、「仲間のサポート役に撤する心構えはできていたため、不思議と悲しみや悔しさはなかった」と語ります。給水役として9区を走る飯田貴之選手と並走した際、「胸にこみ上げるものがありました」と語ってくれました。そんな神林選手の学業やキャンパスライフについて本音に迫ります。
駅伝出走、学び、留学、
そして就職
地球社会共生学科4年
神林 勇太
教員・学生
世の中の役に立つ具体的な知恵や実践的技術を学ぶことを重視する「心理学科」。コミュニケーションをテーマとする繁桝江里准教授のゼミナール(ゼミ)では、ゼミ生同士のディスカッションが盛んです。自分以外の学生の研究にも興味を持ち、進んで視野を広げています。そんな繁桝ゼミでの研究の様子や、繁桝准教授が指導において心掛けていること、研究を通してゼミ生たちに会得してもらいたいことをお聞きしました。また、2019年度のゼミ代表を務めた栁生澪央さんには、繁桝ゼミを選んだ動機、ゼミで学ぶ面白さなどを伺いました。
対人コミュニケーション
心理学科
繁桝 江里 准教授 × 栁生 澪央
地球社会共生学部では海外の人々と共に学び、共に働き、共に創るという「共生」マインドをキーワードに、ビジネスやメディアなど幅広い専門領域から学びを深めています。林拓也教授のゼミでは、空間情報学の空間分析の手法を取り入れ、観光学をテーマに研究を進めています。2020年度はコロナ禍により対面式の双方向型研究はほぼできなかったため、オンラインで専門書を輪読したり、新書をもとに議論を行ったりしました。かえって意見を言いやすくなったためか、対面時よりも活発な議論ができた印象があると林教授は語ります。
もとにしたバンコクの
空間分析及び観光学全般
地球社会共生学科
林 拓也 教授 × 佐久山 琳
※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時のものです。