特集 2

就職活動
インタビュー

※画像はイメージです。

高い進路決定率

青山学院大学の卒業生の進路決定率は、88.2%と高い数値となっています。多くの学生が、満足度の高い進学や就職を実現しています。本学では卒業後の進路をほぼ100%把握しています。


本学での学びや経験、就職支援を生かし、それぞれが納得のいく進路を選んでいます。昨年度の就職内定者4人に、就職活動のポイントなどを聞きました。

※2021年5月1日付データ

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内定者Q&A

本学独自の支援体制と青学マインドが、
目標の実現を後押ししてくれました。

就職活動成功のポイント

  • 高等部での経験と大学での学びから、職業イメージを描いた
  • 本学のキャリアサポートを活用してアウトプット力も高めた
  • 実践から得たリーダーシップが、就職活動でも評価された


内定先

株式会社 資生堂

岩井 大祐

経営学部 経営学科4年
東京・私立青山学院高等部出身

Q. 将来の職業イメージを描いたきっかけを教えてください。

高等部時代はサッカーに打ち込み、技術以上にメンタルが勝負を分けた場面に何度も遭遇しました。その経験から、大学での学びにおいても経営学の領域ながら心理面が大きな意味をもつマーケティングの分野に強く惹かれました。大学生活では授業やゼミでの理論と、プロジェクトの企画や運営といった実践を通じてマーケティングを探求。両方の視点で学ぶうち、将来はマーケターとして市場のプロジェクト全体の方向性を決める段階に携わり、日本中、世界中の人々に価値を提供できる仕事に就きたいと思うようになりました。

Q. 本学の進路・就職センター、周りの⼈からはどんなサポートがありましたか。

進路・就職センターの就職準備講座は、以降の就職活動の流れや必要な準備などを把握する上でとても参考になりました。パネラーとして登壇する機会をいただいたり、キャリアカウンセラーと職員の方が対応してくださる「個別相談」で思いを伝えたりすることで、自分の意見をアウトプットする力も向上したと思います。青学には、コミュニケーション力に優れたオープンマインドな先輩方が多く、就職活動の準備や面接などについて親身にアドバイスしていただけました。

Q. 就職に結びついた本学ならではの学びについて教えてください。

学部内の学生団体「SBSL」のプロジェクトでは、時計メーカーとコラボしてブランドの立ち上げを経験。ゼロからのものづくりは非常に刺激的で、今までの学びの意義を実践の場で理解できました。また経営学科ながらマーケティング学科のゼミに所属し、『接客時の声掛けの最適化』をテーマに3 年時から研究活動に注力。入社するマーケ職のフィールドで生きるであろう力を養うことができました。いずれの活動もチームでの取り組みであったため、全員の合意を図りながらものごとを推進するサーバントなリーダーシップが身に付きました。この力が就職活動における評価ポイントとなったと思います。

興味や関心を追究してきたことで、
就職活動に挑む「軸」が明確になりました。

就職活動成功のポイント

  • サークル活動や研究室で、自らの興味や関心を追究
  • 「何をしている時が楽しいか」を就職活動の軸に設定
  • 友人と悩みや情報を共有しながら、就職活動と勉強を両立


内定先

株式会社NTTドコモ

山川 裕季菜

理工学部 機械創造工学科4年
大阪・私立大阪桐蔭高等学校出身

Q. 業種・職種を絞った決め⼿を教えてください。

学科が機械創造工学科、サークルはものづくり系の「ハイブリッドロケットサークル」などに所属していたため、就職先は漠然とメーカー系かIT系を想定していました。就職活動に臨むにあたって、あらためて「自分は何をしている時が楽しいのか」を自問。「プログラミングでものづくりに貢献したい」という結論に行き着き、進路をIT企業に絞り込みました。そして、「楽しく働ける環境が整っているか」を軸にして志望する企業を探しました。

Q. 就職活動での苦労と、それをどのように乗り越えたか教えてください。

大変だったのは、就職活動と勉強との両立でした。特に4年次の1月、2月は企業へのエントリーと、研究室配属を決める重要なテストが重なり、就職活動に専念できず焦りを感じていました。しかし同じ状況に置かれている友人と不安や悩みを相談し合い、大変なのは自分ひとりじゃないと実感。時間がないぶん集中して勉強しようとお互いに励まし合いました。就職活動の進め方やエントリーシート作成のポイントを共有するなど、みんなで助け合うことで、就職活動と勉強を両立できました。

Q. 就職に結びついた本学ならではの学びについて教えてください。

所属している「ハイブリッドロケットサークル」や、研究室でJAXAと連携しながら宇宙ロボットの研究を推進。在学時にものづくりやチーム開発を経験したことが、企業に評価されたのだと思います。このような実績を積めたのは、理工学部のキャンパスがJAXAの相模原キャンパスに近いという恵まれた環境のおかげだと感じています。また、大学での活動以外に趣味でゲームを作ったり、3Dモデリングに挑戦したりなど、自主的に学び続ける姿勢も有効なアピールポイントになりました。

経験から得た学びを
自分ならではの強みに。

就職活動成功のポイント

  • 協定校留学の権利獲得という目標を実現し、自信をつけた
  • 留学生活を通じて、将来の職業イメージが明確に
  • 経験から得た学びを、自分ならではの強みに転換


内定先

札幌テレビ放送株式会社

長原 妃奈子

経済学部 経済学科4年
北海道札幌国際情報高等学校出身

Q. 内定先を志望した理由を教えてください。

留学経験を通じて、「言葉」の大切さ、「自分の言葉で思いを伝えること」「深い意味まで理解して言葉を用いること」の尊さを実感したからです。自分の言葉で情報を発信したり、多くの人と関わりながら業務を推進したりする職業を志望するようになりました。国内で働くなら故郷の北海道でという思いがあり、地元のマスコミ業界にエントリー。内定先のテレビ局では、スポーツの分野や海外番組の販売などに挑戦したいと考えています。

Q. 内定につながった要因はどのような点にあったと思いますか。

学生生活で積み重ねた経験から自らの長所を見出したことと、素直に熱意をもって自分の思いを相手に伝えたことが、内定という結果につながったのだと思います。面接では、長年続けてきたアルペンスキーとバレーボール、大学での留学経験などをアピール。単なる思い出や感想にとどまらず、そこから得た自分ならではの強みは何か、その力を業務にどう活かすかを伝えました。

Q. ⼤学⽣活の中で特に成⻑したと感じるのはどういうところですか。

留学を通じて、困難な状況を乗り越える力、自ら成長していくための努力を継続する姿勢が身に付いたことです。留学中もさることながら、協定校留学制度を利用する権利を得るまでのプロセスもとても有意義なものでした。GPA(Grade Point Average)の維持や英語検定・IELTS(International English Language Testing System)の基準スコア獲得のため、日々地道な努力を継続。入学当初から抱いていた留学という目標を、長期的なスパンで達成したことは自信にもつながりました。

自主的かつ意欲的に挑戦した経験が、
将来の方向性を定めるきっかけに。

就職活動成功のポイント

  • 在学中の起業や人との出会いから、IT 企業への就職を選択
  • 「プロジェクト演習での実学的なリーダー経験が大きな財産に
  • 大学生活から得た「自信」と「誠実さ」で自分を表現


内定先

楽天グループ株式会社

二木 亮

社会情報学部 社会情報学科4年
東京・私立成蹊高等学校出身

Q. 志望する業種を選んだ理由を教えてください。

中学生からの夢は、エアラインのパイロットでした。大学でパイロットをめざして勉強する一方、2年次に友人と一緒に事業をスタート。就職活動期間に入って進路を模索するなか、パイロットの方とお話しする機会があり「起業家、実業家のほうが向いている」と指摘されました。当時は少し動揺しましたが、今の自分の興味や適性に従って、ワクワクする業界に進もうと決意。事業運営での経験からITの重要性に気づき、IT企業を中心とした就職活動を始めました。

Q. 内定に結びついた本学ならではの学びやサポートを教えてください。

社会情報学部ならではの授業である「プロジェクト演習」が、将来の選択に大きく影響しました。演習ではリーダーとして産学チャレンジに取り組み、企業にプレゼンをしたり、チームのメンバーを統括したり。実践から得たやりがいや学びによって、就職活動では自分の熱意をより実感をもって表現できました。また、社会情報学部生を対象とした合同説明会では、学問分野に特化した企業が集まっており、企業研究を深めるための有効な機会になりました。

Q. ⼤学⽣活で特に成⻑できたと感じるのはどういうところですか。

特に成長できたと思うのは、「自信」と「誠実さ」が身に付いたことです。本学は自主性が重要視される環境だったため、興味をもったことに意欲的にチャレンジするマインドを体得。失敗は挑戦の証ととらえることで、その数は誇りにつながりました。そして就職活動では、自信が過信となり失敗した経験から、何ごとにも誠実に取り組む姿勢を学びました。面接準備から当日のマナーの習得まで、どんなプロセスもおろそかにせず、真摯に向き合ってきた積み重ねが、内定につながったのだと思います。

就職活動インタビュー

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総合文化政策学部 総合文化政策学科4年

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経済学部 経済学科4年

木村 聡太郎

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※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時(2020年度)のものです。