AGU NEWS 特集

青学で育む起業家マインド
~本学のアントレプレナーシップ教育~
2025.10.24

学生の起業家精神を育み、起業を目指す学生を支援

青山学院大学は学部や研究科が独自に取り組んできたアントレプレナーシップ教育を体系化し、全学部の学生が学べる体制を整えました。単に起業家を育てることではなく、社会のさまざまな場で新しい価値を生み出し、未来を切り開く人材育成を目指します。本特集では、本学のアントレナーシップ教育の概要紹介とともに、校友と在学生による起業家対談をお届けします。

青山学院大学のアントレプレナーシップの取り組み

副学長(総務担当・産官学連携担当)
中里 宗敬

1964年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科経営工学専攻修士課程修了。工学修士(東京工業大学)。1993年青山学院大学国際政治経済学部国際経営学科に就任。2001年専門職大学院国際マネジメント研究科に移籍、2004年同教授に就任。2007年国際マネジメント研究科教務主任を経て、2019年同研究科長に就任。2023年12月青山学院大学副学長(総務担当・産官学連携担当)に就任。

青山学院大学は、スクール・モットーである「地の塩、世の光」に基づき、社会に新たな価値を創造しうる人材の育成を使命としています。その中で、近年力を入れているのが「アントレプレナーシップ教育」です。急速な社会変化や技術革新が進む現代において、自ら課題を見出し、解決のために挑戦する力を持つ人材は、あらゆる分野で必要とされています。

1.これまでの経緯

これまで本学では、それぞれの学部や研究科が独自に取り組みを展開し、学生にアントレプレナーシップを育む機会を提供してきました。経営学部や国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)のような企業経営を専門とする学部・研究科だけでなく、総合文化政策学部、理工学部、地球社会共生学部やコミュニティ人間科学部など、多様な学部においてもアントレプレナーシップ教育は行われてきました。例えば、社会的な課題を題材にした起業演習、テクノロジーを活用したビジネスアイデア創出、地域社会やスポーツ・文化を基盤にしたプロジェクトなど、分野ごとに特色ある活動が展開されてきました。こうした活動は、学生の創造性を刺激する貴重な機会となってきた一方で、大学全体としては必ずしも体系的に運営されてきたわけではありませんでした。

この状況を踏まえ、2024年度には社会連携推進機構に起業支援部会が設置され、正課教育・課外活動・起業支援を全学横断的に結びつける体制づくりが始まりました。現在は起業支援部会が中心となり、大学全体としてアントレプレナーシップ教育を推進する流れを加速させています。

2.教育と課外活動の体系化

2025年度からは、寄附講座を含むアントレプレナーシップ関連科目が青山スタンダード科目として開講され、全学の学生が履修可能となりました。例えば「アントレプレナーシップ入門」では挑戦心の醸成を目的とし、「アントレプレナーシップ演習」ではアイデアを実際にビジネスプランへと発展させる実践力を育みます。また「起業ストーリーから紐解くベンチャー企業の見方」では、成長段階ごとの企業の実態を理解し、キャリア形成にも直結する知識を得ることができます。今後はさらに上級科目を拡充させ、2年後にはアントレプレナーシップ・プログラムとして体系化する計画です。こうして正課教育の中にアントレプレナーシップ教育を位置付けていきます。

一方、正課外の活動においても計画が進んでいます。「青山ビジネスプランコンテスト」では毎年多数の学生が挑戦し、実際に起業に至る例も生まれようとしています。また、アイデア創出段階から挑戦を後押しする「Aoyama 0→1 LAB」や、著名な起業家から体験を学べる「ビジネスワークショップ」など、実践的な場が整いつつあります。これらの正課外の活動を通しても、学生が継続的にアイデアを磨ける環境を提供しています。

「Aoyama 0→1 LAB」では起業アイデアのブラッシュアップはもちろん、イベント観覧者にとっても「思考の広げ方」「問いの立て方」「本気の事業構想のつくり方」を学ぶことができる

3.これからの取り組み ― 3つの柱

こうした流れをさらに推進していくため、本学ではアントレプレナーシップ・センターの設立を準備しています。センターの活動としては次の3つの柱を掲げています。

1)起業家精神の醸成
2025年度から一部をスタートした「青山スタンダード科目」を核として、入門から実践まで体系的に学べるカリキュラムを整備し、誰もが挑戦のための基盤を獲得できる環境を整えます。また、ワークショップ等の課外活動も充実させていきます。

2)起業家育成
「青山ビジネスプランコンテスト」や「Aoyama 0→1 LAB」などを通じて、学生が実際に挑戦できる場を数多く提供します。正課教育等で得た知識を、試行錯誤を通じて実践力に変えていく循環を目指しています。

3)起業活動支援
学生だけでなく、教員や卒業生も含めた挑戦を支える仕組みを整備します。法人設立や資金調達に関するアドバイス、研究者と起業家のマッチング、起業後のフォロー、さらには大学ファンドの設立検討など、実際のスタートアップ創出に直結するサポートを提供していきます。

4.今後の展望

2026年度にはアントレプレナーシップ・センターを設立し、教育・課外活動・企業支援を統合する拠点を整える計画です。このセンターは、学部や研究科、卒業生、地域社会をつなぐハブとして機能し、多様な挑戦を支援するエコシステムを構築しています。

青山学院大学が目指すのは、単に起業家を育てることではなく、社会のさまざまな場で新しい価値を生み出し、未来を切り拓く人材を育成することです。学部横断的な教育、挑戦を促す場、実際の起業を支援する仕組みを三位一体で進めることにより、本学は「挑戦する大学」としての新しい姿を描き出していきます。

起業家トーク: Like a Rolling Stone(転石苔むさず)
~失敗を恐れず自らの意志で決断し、行動し続ける~

株式会社ROXX 代表取締役社長
経営学部 経営学科 校友

中嶋 汰朗

バンドを組んでメジャーデビューを目指していたが、青山学院大学在学中に履修した「ベンチャー企業経営論」の講義で、毎週登壇する起業家たちが語るストーリーに引き込まれ、起業を決意。2013年、大学3年次で青学の同級生と共に株式会社ROXXの前身となる会社を立ち上げた現在は、人材紹介会社向けクラウド求人プラットフォームやリファレンスチェック(前職調査)サービスなど、HR Tech領域で人事業務の効率化や複数のサービスを展開。経営者としての実績が評価され、「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」に選出され、2024年9月にはROXXを東証グロース市場に上場させるなど、目覚ましい活躍を続けている。

国際政治経済学部 国際経済学科 3年
(2025年10月現在 休学中)
株式会社ShortStop 代表取締役

星野 颯希

高校時代、コロナ禍で中止となった体育祭の代替イベントの企画をきっかけに、映像制作に没頭し、後の祖業となる映像や配信の技術を身に付ける。本学入学後、機材を揃えてフリーランスの映像作家として活動を開始し、「青学TV」の制作にも携わる。2年次で、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科同窓会「ABS アルムナイ」主催の「IDEA PITCH CONTEST 2023」準優勝を経て、2024年に株式会社ShortStopを設立。現在は、会社経営に専念するため、休学中。

■ 「青学の授業での起業家との出会いで起業を決意。(中嶋)」
  「映像制作という“無”から“有”の創造にこそ価値がある。(星野)」

星野 せっかくの機会ですので中嶋さんにお聞きしたいことがたくさんありますが、まずは私を対談相手に選んでいただいたことにお礼を申し上げます。大変光栄です!

中嶋 青学のビジネスアイデアイベント「Aoyama 0→1 LAB」で星野君を知り、ぜひ話してみたいと思いました。起業に関心がある学生はたくさんいるけれど、実際に会社を作った人はほんの一握り。ですが、星野君は私と同じく大学在学中に会社を立ち上げています。起業には以前から興味があったの?

「Aoyama 0→1 LAB」で。中央が中嶋社長

星野 結果的に起業することになった、という流れです。ただし、弊社の祖業である「映像」には小学生時代にハマり、以来、映像制作の方へとのめり込んでいきました。

中嶋 なぜ「映像」だったのでしょうか?

星野 きっかけは、新型コロナウイルスのパンデミックで学校生活のあらゆる活動に制限が生じたことですね。当時、高校生だった私は体育祭を楽しみにしていましたが、やむなく中止となってしまいました。代わりに「リモートで実施できるイベントを生徒主催でやってみよう!」と思い立ち、映像や配信の技術を覚えました。その際にWebサイト・システム設計などを行った経験が後に生きてくるのですが、あまりにも映像制作に夢中になりすぎて、現役では大学受験に失敗してしまいます。一浪して青学に入学したタイミングで、家族のサポートを得て、約70万円のカメラ機材を思い切って購入し、「本格的に映像を始めよう」とフリーランスの映像制作者として活動を開始しました。映像制作が起業へと発展し、今に至ります。中嶋さんはもともとミュージシャン志望だったとお聞きしましたが。

「Aoyama 0→1 LAB」でプレゼンターを務める星野さん

中嶋 1970~80年代の欧米のハードロックが大好きで、メジャーデビューを目指して真剣にバンド活動に取り組んでいました。実は青学の経営学部を選んだのも、ミュージシャンとして食べていくためにビジネスを理解しておいた方が良い、という考えからでした。加えて、青学の自由な校風や、仲間が集まりやすい渋谷・表参道エリアという青山キャンパスのロケーションも、バンドをやっていくために有利かもしれないと思いました。いわゆる「就活」をしてどこかの会社で働くという人生の選択肢は私の中にはなく、大学2年次までは起業も想定していませんでした。ところが、3年次に履修した「ベンチャー企業経営論」の授業で、20代の若手起業家たちが週替わりで登壇し、自身の経験を語る姿に感化されました。年齢がそれほど離れていない彼らのリアルな話を聞くうちに「もしかしたら自分も起業できるかもしれない」と思ったのです。自分の意志で会社を興して成功させる……それはとてもエキサイティングで面白いチャレンジだと思いました。

バンドでギターを弾いていたという中嶋社長(右、左は星野さん)だが、「ベンチャー企業経営論」の授業で講師を務めた起業家の話に刺激を受け、本学在学中の2013年に創業

星野 私も、「青学TV」の学生スタッフとして青学の公式動画制作や映像編集等を続けていくうちに「将来は一般的な就職活動よりも、ゼロから新しいものを創造することに価値を見出し、これからも続けていきたい」という自分の熱い思いに気付きました。そうなると、やはり自分でビジネスを立ち上げること、つまり「起業」以外のことは考えられなくなりました。それに、仮に失敗しても経験こそが貴重だと思い、あまり気負わずにまずは一歩を踏み出そうという気持ちでした。中嶋さんが起業された2013年は、現在より学生起業のハードルが高かったのではないですか?

星野さんは在学中に起業し、SNS向けショートドラマや、ビジネス動画など多岐にわたる映像制作を実施

中嶋 創業メンバーは青学の同級生5人でしたが、今振り返っても起業自体はそれほど難しいことではなかったと思います。会社設立の手続きや事業に必要なことは調べれば誰でも分かることで、それらを一つひとつクリアしていけば起業できますから。でも、起業はあくまでスタートライン。そこからどうするか、どうやって事業を大きくしていくかが問題で、事業内容を何度も見直し、社名も2度変更して現在に至ります。

星野 確かに、私も会社を経営していく中で映像コンテンツの仕事だけでなく、AIを活用したノーコード開発ツールやDXコンサルタントなど、事業の幅が広がってきました。現在は会社を軌道に乗せることを最優先するために大学を休学し、会社の今後の展開について日々試行錯誤を重ねています。

*プログラミング不要で、マウス操作やドラッグ&ドロップでWebアプリや業務システムを作れるツール。開発期間の短縮やコスト削減が可能。

中嶋 星野君は学生ならではの特権を生かし、やりたいことにどんどん挑戦すれば良い。失敗を恐れる必要は全くないし、失うものは何もありません。万が一、会社をたたむことになったとしても、それは貴重な経験となってその後に必ず生きてくる。たとえ企業に就職することになったとしても、学生時代の起業体験は大きな評価ポイントになるはずです。とは言っても、今はまだ簡単に諦めてはいけませんよ。

■ “夢” ある事業には、人材と資金が自ずと集まる

星野 今後、私の会社で事業を拡大する際には、それなりの規模での資金調達が必要になってくると思っています。中嶋さんはどのようなタイミングで資金調達を行いましたか?

中嶋 それも実にシンプルですね。大きな事業を行うためには、必ず資金が要る。だから、出資してくれそうな企業などにお願いをして調達する、本当にそれだけです。私には「会社の規模を大きくしたい」という夢があり、「成長が見込めるテクノロジーを活用し、人材業界の新しいビジネスモデルを構築する」という目標がありました。そうした目標を語り、共感・賛同してくれる出資者を地道にひたすら探すために足を運び、直接お会いして信頼やつながりを築くことを大切にしました。試行錯誤を繰り返し、事業に必要な資金、そして人材を集めていきました。幸いにも、学生起業家に出資しようという気運が高まり始めた時期で、会社設立から2年ほどで約1,500万円を集めることができました。そこから現在まで、累計約35億円の資金調達を行ってきました。


株式会社ShortStopの事業内容
星野 事業内容に関しては、あれこれ手を尽くし続けています。中嶋さんのような人材系サービスや学生特化型のクラウドソーシングサービスなどにも着手してみましたが、現在はノーコード開発ツールのビジネスをメインにしています。社会や経済の構図をまだ十分に理解していない自分がこれからどのように会社を運営し、大きくしていけるか……率直に言って、まだ明確にイメージできません。


株式会社ShortStopの事業内容
中嶋 それは、学生起業家だからこそ抱える悩みではないですか? 私も、最初は企業経営に必要な経理や法務さえ分からなかったし、会社を軌道に乗せるまで5年はかかっています。その間は、思うようにならないことばかりでした。創業時に考えていたビジネスをそのまま続けても、会社の規模を大きくすることは難しい。「それならどうするか?」と焦燥感を抱きながら、新しいビジネスにチャレンジしてきました。当初は会社経営の現実を目の当たりにして葛藤を覚えましたが、「誰しもこうした厳しさを味わうものなんだ」と自分に言い聞かせつつ、手探りで組織と事業を地道に前へ進めてきました。このような時期があったからこそ自身のビジネスマインドが鍛えられ、会社として必要な⼈材を集めることができたと思います。現在も目の前の課題に向き合う日々が続いていますが、得られた確信があります。「夢」がある事業には自ずと資金と人材が集まってくる、ということです。夢が人の心を引き付け、大きなうねりへと発展していく図式は、カッコいい音楽に多くの人が共感するバンドのムーブメントと一緒です。

星野 なるほど! 私も「やりたいことをやろう!」という気持ちで事業を始めたので、中嶋さんにそう言っていただけると勇気が湧いてきます。

中嶋 私も、初めから起業を目指していたわけではないので、同じです。私の場合、在学中は学業成績で抜きんでた存在でもなかったですが、早く会社を軌道にのせたい一心で、最終的には退学という選択をしました。それでも、青学という学び舎で「起業」という発想に出会い、人間関係を広げることができたおかげで、自分がなりたい経営者像を描けるようになりました。

本学の先輩には、学生起業をした川邊健太郎さん(LINEヤフー株式会社代表取締役会長)藤田晋さん(株式会社サイバーエージェント代表執行役員 社長)がいます。私が20代の頃は、彼らの背中を追いかけるように、彼らに続く経営者になろうとがむしゃらに働いていました。今も、先輩として気にかけてくださり、経営者として時々アドバイスをいただくこともありますが、お二人の背中を遠くに眺めている感覚があります。

星野 2年ほど前、川邊さんのお話を直接うかがう機会があり、私も大きな刺激を受けました。他にも、スタートアップを志す学生を支援するイベントも開催されているので、そうした環境の中で、私の起業へのモチベーションはさらに高まっていきました。

中嶋 おそらく私が在学中の頃よりも、アントレプレナーシップに関する授業や講演会・コンテストなどの機会が豊富にありそうですね。今の青学は、起業志向の学生にとっては恵まれた環境にあると言えます。

星野 はい、そう思います。とは言え、実際の会社経営はなかなか難しく、「廃業」の二文字が頭をよぎったことがあるのも事実です。でも「やるしかない!」と奮起し、なんとかくらいついています。

■ 校友の「カッコいい大人」の背中を追いかける

中嶋 なぜ経営が窮地に陥っても「やるしかない!」と思えたのかな?

星野 一番大きかったのは、一緒に会社を経営している仲間の存在ですね。考え込んでいるときに彼らの顔が思い浮かび、「ここで諦めるのは、やはり違う」と思い直したのです。そこで改めてチームとしての一体感を確認しつつ事業の再構築を図ったことで、売り上げの勢いが徐々に戻りつつあります。

中嶋 それは良かったですね。事業を続けていくためには、やはり何らかのモチベーションが重要です。星野君にとって、それは仲間との「絆」だったわけですね。私も会社がうまくいかず、悩んだ時期がありました。そこで諦めなかったのは、自分が興した事業を「とにかく大きく育てたい」という野望があり、それが消えることなく燃え続けていたからでしょう。うまくいかない時期でも資金と人材をひたすら集め、会社を大きくする努力を重ねることで現状を打破してきました。問題をシンプルに捉え、経営者としてスピード感のある意思決定を行い続けていくと、小さな悩みはだんだん消え去っていきます。

星野 大変勉強になります。 ですが、私も中嶋さんのように、スケールが大きい経営者になれるものでしょうか。

中嶋 星野君が私と同じである必要はないですよ。ただ、私という人間を見て話を聞き、「何か」を感じてくれるとうれしいです。私自身も、川邊さんや藤田さんをはじめとする「カッコいい大人」たちと出会い、親しく接する中で、人生が大きく変わりました。

ミュージシャンを目指していた10代の頃は、音楽雑誌で読む、著名なアーティストのインタビューに大きな刺激を受けていましたが、「生身の人間」に触れることの方がもっと刺激的で、得るものが大きかった。青学の校友はもちろん、ビジネスの現場にも面白いことを手掛ける「カッコいい大人」はたくさんいます。そうした人たちを見つけ、直接会って話を聞いていくうちに、自分が情熱を注ぐ、燃やすべきステージが見えてくるのではないかと思います。

これからのビジネスにAI活用は常識ですが、“人と人とのつながり”の価値、生身の人間と触れあう大切さは、AIの時代になっても変わらないでしょう。

星野 同感です。まさに今、私にとっての「カッコいい大人」である中嶋さんからこうしてお話を伺っているだけでも、視野がどんどん広がっていくのを感じています。とにかく、「自分が本当にやりたいこと」を大切にしながら、これからの新しい事業や価値の創造に取り組んでいこうと、決意を新たにしています。

中嶋 良いですね! 起業の醍醐味は「自分自身でプロデュースできること」ですが、星野君には、それができると信じています。そしていつか星野君自身が、多くの後輩から「カッコいい大人」として慕われる日がくるのを、私も楽しみにしています。

星野 とてもありがたいお言葉です。これからもぜひ、お話を聞かせてください。

中嶋 いつでも歓迎しますよ!

起業を志した在学生・卒業生たち(AGU LiFE)

*「AGU LiFE」に掲載されている内容は、特記事項があるものを除き、原則取材時のものです。

青山ビジネスプランコンテスト2025

本学は11月29日(土)に「青山ビジネスプランコンテスト2025」最終審査会を開催します。青山学院の学生・生徒の皆さんのアントレプレナーシップの醸成を促すとともに、新たなビジネスにチャレンジする土壌を築くためにスタートアップを支援し、青山学院発ベンチャーを育成することが目的です。

今回は10月4日(土)の締め切り時点で56組の応募をいただきました。書類審査を行い、5組の最終審査会出場者を決定いたします。最終審査会出場者によるプレゼンテーションを、ぜひ会場にてご覧ください。

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